御津富士と御津アルプス

碇岩北山

溜め池から北山と奥山を見る

 久しぶりの水曜登山、「ふるさとの富士」と言うホームページを発信している仲間が、竜野市に御津富士(北山) 201.2m と御津の小富士(雛山)92.4m があるので行こうと言うことで出かけることに致しました。

  

    登山道の入り口                     登山道から尾根に取り付く

 御津の小富士(雛山)山に登ったあと、御津富士(北山) 201.2m へ登ってみようと雛山からルートを確認して車を移動させたが、たぶんこの尾根からだろうと確認しただけで登山口は判らず、見当つけた尾根に向かっていると貸し農園と思われる畑で農作業をしている人に登山口を訪ねると、そこの池を過ぎた所にあると言われ、草に覆われたかすかな道を行くと「御津山脈縦走路」と記された大弾幕が掛けられていた。

  

   長いロープが残置されている羊歯が生い茂る急坂   低木が生い茂り登山道を見失う

 登山道は雛山から確認した尾根二つより南に位置し、低木が登山道を覆って薄暗い、鞍部にかかったところに北山への指標が現れ崖にロープが残置されている、ロープにつかまり攀じ登ると岩山特有の低木林に変わりそれなりの明るさが戻ってくる。

 登山道は細く整備されているとは言いがたいが迷うことは無い、登山道が急を極めてくるにしたがって長いロープが残置され、そのロープは山頂直下の鞍部まで続き、高度を上げるに従って振り返ると素晴らしい展望が開けてくる。

  

北山山頂

 山頂は狭いながらも広場になっており、山頂からの眺めは低木に阻まれ部分的にしか利かないが、山頂横の岩場に出ると180度の展望が開けている、右へ左へと移動して展望を楽しんだあと昼食休憩とする。

 

山頂から北方面を見る

 

  

    山頂から見る播磨勝山市街地             落ち葉で道が消える

 下山は縦走路を奥山へと進むが、尾根道にしては低木に阻まれ展望は利かないが、何故か北山から奥山へかけての尾根道は下草を刈り取り綺麗に整備されている。

  

    下山道から見た北山                    赤テープが無ければ通り過ぎる奥山

 緩やかなピークを幾つか通り過ぎ、奥山は何処だろうと思っていると、低木に奥山と記された小さな木札が取り付けられていた、足元ばかり見て歩いていたら通り過ぎてしまいそうな、何でもない所が奥山のピークになっていた。

 奥山からやや急な下りになり、小石による石車で転倒しないよう注意して下っていると車道が現れ、その車道に下りるようになっているが、車道を作る時に切り開かれた高低差がやく4m程ありロープが残置されている。

  

    登山道から車道へはロープが残置              碇岩池

 車道の向かい側に塚黒山から権現山へ向かう縦走路が伸びているが、私たちはここまでとして車道を車を停めた伊和神社前の池へと、車に戻りネットで調べておいた石見の櫓旅館に立ち寄り、汗を流して帰路に着いた。

山頂での記念撮影

 (櫓旅館の入浴は温泉ではないが500円で風呂からの展望は海が眼下に海が見える素晴らしい風呂でした。)