登山口を求めて 

布見竜王山と天狗松

 山寺前近畿自然歩道入口13:25−松山集落入口の登山口?−天狗松分岐の鞍部13:50−尾根13:55−竜王山14:00・14:10−引き返して基準点のあるピーク14:14−天狗松分岐の鞍部14:18−ピーク14:26−天狗松14:30・14:35−天狗松神社14:42−宝山寺14:58

 午前中古宝山に登り、午後は竜王山と天狗松に登るため宝山寺まで車を移動した。

 午前中に続き竜王山も天狗松も登山口は判らない、ネットでは宝山寺バス停の所から天狗松に登ると記したものもあれば近畿自然歩道を下って池を二つ通り過ぎた所から山道に入ると記されたものもあり、どちらがと思いながら近畿自然歩道を下って池を二つ下ったところに関係者以外進入禁止の立札がある鎖止めを跨いで入り込む。

    

        近畿自然報道と記された車道を北へ向かう               車道途中から天狗松を望む

    

   この林道かなと地図を照らし合わせて林道を進む(実際は右の尾根を登るらしい)    それなりの道がついている          

 鎖止めを入って直ぐに無人の民家があり、民家の前を通り過ぎると山道らしい廃道化された道が谷筋に沿って奥へと伸びている、この道かなと不安に駆られながら谷筋を登って行くと道が所々完全に消え、荒れ果てた谷筋をなおも登って行くと鞍部に出た。

 鞍部には手製の紙にビニール袋をかぶせた5つの分かれ道を記した分岐点になっていた、紙に記された指標では右手が竜王山になっているので、その指標に従って登り始めるも急勾配で斜面をトラバースぎみに登って行くと尾根道に出た。

 左はピークに登るらしく右手に少し高い山が見えるのでそちらが竜王山だと思い右手に進む、急勾配を一気に登り終えると波板で雨除けした社が現れた、社の前に四等三角点の標石があり、周りの木々に布見の竜王山と記された木札が幾つも吊るされていた。

     

          竜王山の山頂 三等基準点                周りの木々には布見の竜王山の木札が下げられている

 同行者はここは布見の竜王山ではなく西谷の竜王山と言うが私には判らないが、私が聞いている西谷の竜王山なら目の前に西谷森の公園の展望台が目の前に見えるはずだが、周りは木々に覆われて展望が聞かないので判らない。

 下山は午前と一緒で竜王山か天狗松の登山口または取りつき点を確認するためピークに立ち寄り、鞍部の分岐点まで下る、紙に記された指標に従って天狗松へと登り、途中木々が切れた所で振り返りと竜王山が端正な姿を見せている。

    

  竜王山から下山中ピークに立ち寄ると基準点が埋め込まれていた            天狗松への分岐 五つに分かれた分岐 ビニールが劣化している

 天狗松の山頂はNHKのアンテナが立てられ、その横に三等三角点の標石が埋め込まれていたが、展望は木々に遮られ皆無、展望無しでは居ても仕方がないので下りに掛ると斜度30度はあるかと思える急斜面で、おまけに小石が散乱しているので石車に乗らないよう慎重に下る。

    

      天狗松から竜王山を振り返る                         天狗松の山頂 手前にNHKの電波塔がある

    

          天狗松の三等三角点                         中間の社殿前の椅子に腰掛けて小休憩

    

     天狗松の登山口 何の指標も無いので判り難い               宝山寺の山門 カヤブキ屋根

 急斜面を下り終えると立派な社殿が現れ、この社殿で何らかの行事が行われるのか平板の腰掛が三列設置されている、社殿前から宝山寺の裏山や集落が見えるが、果たしてこの道は何処に出るのだろうと社殿に二礼して下りに掛る

 下り終えた所は田畑の畦道で、農道を下って県道に出ると宝山寺より西へ150mの所で、やはりここも指標が無ければ登山口は判らない。

    

宝塚・西谷公園の溜め池と管理小屋

    

      西谷公園内を散策していると野うさぎが現れた                天狗松で記念撮影

 もう一つの竜王山も考えたが今からでは時間的に無理と考え、宝山寺と西谷森の公園に立ち寄り帰路に着いた。