ピレネートレキング 五日目

大岩の上から大岩壁と滝を望む

滝の下から振り返りホテル方面を眺める

 ホテル9:20−カスカーダ?の滝12:40−ホテル15:00

 今日はガヴァルニー大圏谷をガヴァルニー渓谷沿いに遡り、世界遺産の大岩壁の大滝(ガイドさんの話ではフランスで二番目の滝?)まで往復する。

    

         ホテルで登山の説明を受ける                      世界遺産になった説明を受ける

 ガイドブックにはホテルから滝壺まで標高差約400mとあり、今日は期待しても良いハイキングが出来ると胸を弾ませて、ガイドさんの案内で左岸を登りはじめるが、歩き始めて直ぐに大岩壁の大滝が見えたとたん、ルートも判り、その判断から今日も期待はずれかなと思い、高山植物の観賞に切り替える。

    

    緩やかな整備された登山道を行く                        救助用のヘリが待機している

 大岩壁への登山道は右岸の整備された道が正規なので、今登っている道は観光客が利用しない登山道で山道らしい道のため山歩きをしている気分になれるが、いま少し面白みの歩きが出来たら渡思う。

    

            登りながら渓谷の説明を聞く                   対面の斜面に馬が放牧

 一つの峠なのか大岩のうえに立つと、岩の上にピンク色の名前は判らないがサフランに似た花が岩の上を覆いつくしとても綺麗だった印象が残っているが、岩から降りて草原に出ると、登山道は牛の糞に覆われ、その糞を避けて通るのに苦労する。

    

          大岩の展望所からガヴァルニーの街を見る                 大岩の上で説明を聞く

  

                 谷川の小さな滝                        羊の放牧          

  

   滝の近くから滝を眺める                 羊の放牧                       登る途中、望遠で滝を撮る

 左岸から右岸に渡り、渓谷の砂礫岩の登りにかかると、ここから思った以上の手強い登りとなる、登りは緩やかだが距離にして200m〜300m先に滝が見えているが中々到達しない、滝は水量も無く滝の落差から考えると豪快さが無い。

    

帰り展望の利く位置から滝を眺める

 滝下で昼食と考えたが滝の風圧と日陰で寒く、日のあたる所まで下り昼食休憩を摂っていると羊が近寄ってくる。

 下りは谷川伝いに左岸を下り、途中から右岸に渡ってシルク小屋でトイレ休憩を採ったあと、右岸の正規の登山道を下りホテルに戻る。