篠山市四斗谷のとんがり山

 四斗谷登山口9:30−妙見宮跡9:50−NHK共同アンテナ10:15−とんがり山山頂10:43・11:05−四斗谷峠11:43−猪飼育場跡12:05・13:10−公民館13:43

 

 以前登った篠山市四斗谷のとんがり山に再度訪れました。

とんがり山は2007年四斗谷を最初に関西一円にとんがり山と名の付く山を求めて、今まで数多くのとんがり山に登ってきました。

 妙見神社の横から広い道を登っていくうち、いつの間にか細い急な道に変わり妙見宮跡に着くと、妙見宮跡はその当時を偲ばせる広い敷地を成し、樹齢数百年経た杉が数本植えられている。

    

             妙見神社                              登山道は祠の横から

 とんがり山へはこの妙見宮跡から本格的な登りが始まる、登山道に入るといきなり急な登りになり、立ち木を捕まえてゆっくり登るが急な登りは一向に緩くならない。

    

           妙見宮跡を示す標石                           立ち木を捕まえて登る

 急な登りに飽きた時分にやや緩やかになるが、今度は岩が現れ一難去ってまたも一難、岩場を過ぎると緩やかな道に変わるが、それも束の間、最後と思われる急登を登り終えると300度の展望が開けたとんがり山の山頂に出た。

    

            岩の尾根を登る                                 山頂の祠

 山頂は狭く10人も登れば居る場所も無いほどで、その一角に妙見宮の奥宮なのか祠が祭られている。

 山頂の一部に立ち木があり、全方位とは行かなかったが、素晴らしい展望が広がり、しばし指をさしながらあの山は何々の山かな?と、思い思いに山の名を確認しあう。

    

          山頂から見る多紀連山                              山頂直下の急な下り

 下りは西寺山への縦走路?への道を下るが、これがまた急で立ち木を捕まえて下っていくと、ほぼ水平な登山道へと変わるが、落ち葉で登山道は判りにくく、それらしい道を探しながら行くと十字路?になった鞍部に出た、ここが峠らしい。

 峠には何の指標も無く、地図を開いて四斗谷への道を採り、下っていくと道は谷道に変わり、至るところにその昔この道が峠越えへの主要道路を示す面影が残っているが、今は荒れて人の通っている形跡は無い。

 谷道は植栽林のなかへ、植栽林を抜けると猪の飼育場(あとで村の人に聞く)に着き、誰も居ない赤茶けた土むき出しの外れに犬が四〜五頭檻の中に入れられて、私たちに向かって盛んに吠えている、この犬は多分猪の飼育時番犬として飼われていたのではないかと思う。

    

               峠の十字路                            黒豆を買い求める人ととんがり山

 犬はあいも変わらず吠えているが、犬の視界に入らない場所で昼食休憩とする、昼食が終わり公民館の駐車場まで戻ると、丹波の名産黒豆畑に農家のご婦人が居て、「黒豆は如何ですか」と言うので、黒豆を買い求め、こんだ薬師温泉「ぬくもりの湯」で汗を流し帰路に着く。