神話の大江山
山頂から見る縦走尾根 中間の山が鳩ヶ峰 鬼嶽稲荷神社登山口10:20−大江山山頂(千丈ヶ嶽)10:55・12:00−鬼嶽稲荷神社登山口12:30 先週の水曜日、千ヶ峰山頂で他の登山者と山の名前を確認している時、同行者が大江山に訪れたことが無い、との声で大江山に行って来ました。 私は大江山には一度訪れていますが、今から数十年前、鬼嶽稲荷神社から登った事は記憶にあるのですが、その時の記憶は単純な登りで、山頂はどうだったかは覚えていない。 鬼嶽稲荷神社に着いた時、確か駐車場があったと思っていたが、記憶違いなのか駐車場は無く、指定された場所に駐車して、山頂までの高低差から所要時間を勘案すれば約50分で登れると考え登山を開始する。
鬼嶽稲荷神社とその謂れを記した案内板
大江山への登山口 長い階段が続く 登山口から直ぐに急な丸木階段が待ち受け、丸木階段を九十九折れに登るにつれ、紅葉が目につくようになるが、今少し早いかなと話しながら登って行くと、階段は終わり緩やかな気持ちの良い登山道へと変わり、落葉を鳴らしながら尾根に出ると、一つの分岐に出た。
気持よく整備された登山道(尾根道) 尾根道の分岐点 真新しい案内指標 登山道は良く整備され、案内指標も真新しく、家族向きな登山道で、「気持ちいいなー」と話している内山頂に着いた、山頂は360度に近い展望がひらけ、遠くに見える山々を確認するが、今回だけは確信するに至る山は見つけることが出来なかった。
大江山山頂の二等三角点と山頂を示す標柱
山頂の展望を楽しむ 山頂のススキ原 思ったより早く山頂に着いたので、縦走路の一つである鳩ヶ峰まで行って見ようかと、行動を起こしたが、あまりにもアップダウンがきついのと、帰りに立ち寄る元伊勢神宮での時間を考えると、鳩ヶ峰へ行くのは中止して山頂でのんびりすることにした。
山頂から北東の展望所へ ススキたなびく山頂で昼食休憩
落ち葉が気持ちよい登山道の下り 鬼嶽稲荷神社の全景 毛原の棚田の全景 鬼嶽稲荷神社まで戻り、神社周辺の散策をしたあと、日本の棚田百選の「毛原の棚田」を見学して、元伊勢内宮に向かい、元伊勢神宮では私が求めている「真名井のルーツ」を宮司さんに伺い、宮司さんの話では、真名井は豊受大神に起因し、真名井は「比沼麻奈爲」(ひぬままない)が、正式な名前と言っておられたことが、ルーツを探る上で参考になりました。
鬼嶽稲荷神社の周りの紅葉と神話に出てくる幾つかの祠
本殿への途中にある真名井の池 本殿へ向かう同行者 元伊勢を後に帰路に着く車中で、宮司さんが言われていた「比沼麻奈爲」神社を機会が有れば訪ねたいと思っております。
元伊勢神宮本殿 境内に色づいた紅葉 山頂で記念撮影 私事ですが真名井(豊受命)は水の神様で稲作の起因に基づいているとも云われています。
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