今年三度目のスキーツアー 岐阜県高鷲スキー場 宿の駐車場から見るゲレンデの全景 右端の山が山頂 2月3日に安比スキーツアーに参加できなかった方から今一度スキーツアーを企画してほしいとの申し出に答え3月6日から二泊三日の予定で岐阜県の高鷲スキー場に行ってきました。 安比と違って天気に恵まれすぎたのか春霞がかかり山頂から見えるはずの御嶽山や白山が見えず残念でしたが吹雪かれたり雨にたたれるよりは良しとして思う存分に滑降を楽しんできました。 6日は宿に昼前に着き、宿に荷物を置きスキーウエアに着替え、先ずは初心者用のゲレンデで足慣らしを行いリフトを乗り継いで山頂へ、山頂から一気に下まで滑降して食堂に入ると、私の名前を呼ぶ人が居るので振り向くと元職場の同僚と後輩が二日前から来てあとひとスベリして帰阪する所と言う、昨日は山頂から御嶽山や白山が綺麗に望めたという。
宿の玄関からゲレンデを見る ゲレンデの食堂 今まで長野・北海道・東北とスキーツアーの企画に連れて行ってもらってきたが、そのたびどのスキー場でも職場の人に出会うことがあり、スキー人口が減少してきているとは言えまだまだ捨てたものではないなと、昼食後数箇所あるゲレンデの雪質や斜度を見るため山頂から右へ左へとゲレンデの下見をして、明日の滑降に備えて早目に引き上げ、車中の疲れと滑降の疲れを癒すため温泉へと出かける。 宿から見る夜明け 日の出の先が南アルプス方面 7日は昨日下見したゲレンデを隈なく、また下見していなかった箇所まで足を延ばしているなか間違って急傾斜のモーグルゲレンデに入り込み四苦八苦して下りることもしばしば、午後からは暖かい気温のためか雪質が柔らかくなり足をとられることもあって転倒しないよう滑降に緊張感が走る。
山頂の休憩所 食堂のみやげ物店 昼食休憩に入る直前雪質に足を取られ斜面に手を付いたとき自分のソリが親指に触れ擦り傷を負ったが、食堂の案内所で傷バンドを戴き午後もめげることなく滑降を繰り返したが、東北や北海道と違ってここのゲレンデはスノーボード愛好者が多く、ゲレンデの中央に座り込む者、猛スピードで滑降してくる者と前に後に最新の注意を払いながらの滑降に疲れるが、私にとってはほど良いゲレンデに満足して一日を終える。
リフトを降りた山頂 ゲレンデの中腹で休憩 8日の朝宿からゲレンデを見るとやはり気温が上がっているためなのかガスがかかりゲレンデの下部分しか見えない、ゲレンデに着いて見ると山頂部はガスのため全く見えず、昨日のように思い思いの滑降は事故につながるので参加者全員が離れないように滑ることを申し合わせてリフトに乗り、リフトが山頂部に近づくにつれリフトの前の人が見えないほどのガスに見舞われ、リフトから降りると4〜5m先が見えない、安全を期して全員が同一のスピードで下れる初心者用のゲレンデを下ることに、下まで下りると山頂へのゴンドラはガスのため運休を伝えていた。 安全を期してとりあえず10m先が見えるゲレンデでガスが上がるまで滑降を楽しむことにして滑降を繰り返していると、少しずつガスが薄らいできたので山頂へ行ってみると最初の時より視界が開けていたが、いざ滑降に入ると急に濃度が上がり3m先が見えない、私のあとから来る人が5mも離れると姿が見えずお互いに声を出し合って自分のいる位置を伝え中ほどまで下ると視界が開け安堵感が走る。
左端が私です 宿泊したホテル 昼食を終え帰阪する時間までと今一度山頂まで登るとガスが一気に消え下まで見え素晴らしい視界が飛び込んでくる、ガスは切れたものの曇り空のためゴーグルを外した視野は白く昨日と違った素晴らしいゲレンデが広がっている。 まる二日間の滑降を終え帰阪の支度を整え、帰る途中の温泉で汗を流し20時半に帰宅に着く、今年は安比・奥伊吹・高鷲と三度のスキーツアーを楽しむことができました。参加の皆様、また企画していただいた方には厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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