三田市の金比羅山から城ヶ岡

金比羅山から見た有馬富士方面

山の赤線は下見で歩いたコース

 公民館10:25−登山口10:30−案内看板11:05−水場11:10−金毘羅宮11:13−三角点11:24−有馬富士分岐12:00−城ヶ岡12:15−有馬富士分岐12:30・12:47−林道出合13:03−公民館13:27

 3月17日三田市の金毘羅山から城ヶ岡を経て有馬富士に「おこじょ山の会」が例会として企画したのでその下見に行ってきました。

 今日13日の天気予報は夕方から荒れ模様を伝えていたが、下見に行く日程が無いので夕方からと言う予報を信じて車で出かけました。

 本番当日は列車を利用しての例会だが、今日は金毘羅山の登山口を探すのが目的と城ヶ岡へ下り終えた有馬富士への分岐までの登山道を確認するのが今回の下見で、有馬富士への分岐から有馬富士へは以前(2009年1月28日)に訪れたことがあり、登山道もしっかりしていた記憶と天気予報のことも心配なので今回は分岐から城ヶ岡登山口にあたる野上へと下ることに。

 金毘羅山登山口にあたる加茂公民館駐車場に車を置いて地図を頼りに墓場を横切り溜池の土手を通過して多分このあたりかなと探すが、イノシシ除けの金網が張り巡らされ、その金網に山へ入っていく開閉網があったがそこに小屋があったので小屋への入り口と思い込み先へ行くとまたも開閉式の金網があったので開閉して中に入ると、その道は宮の祠までで、戻ってまたも先に進むと民家に出たので、登山道を聞くために訪ねるが留守で、仕方なく山へ通じる道があったので登り始めるがまたも道はなくなり、地図を再度確認すると登山道より大きく離れてきていることに気づき、とりあえず元の位置まで戻ろうと戻る途中別の民家を訪ね登山道を聞くと、最初に在った開閉金網が登山道と教えていただき、その開閉金網のところまで親切に連れて行ってもらい、これで本番の時迷うことはないと安心した次第です。ありがとうございました。

    

      間違って入った開閉式金網 (内側から)                       正規の開閉式金網 (内側から) 

 開閉金網を開けて中に入ると思っていた以上に登山道は整備され、登山道の両側に生えている草木は切り払われとても歩きやすい道だが、案内していただいた奥さんが言っていたこの辺りはイノシシが多くてと言った言葉の通り登山道は至る所がイノシシに掘り起こされている。

    

     草木が切り払われ整備された参道(登山道)                    猪に掘り起こされた参道

 緩やかな登山道を30分も登って行くと円盤の錆びた文字が剥げ落ちた「右金毘羅宮参道」と記された?案内板があり、その箇所からやや急な登りに変わり、5分も登とブリキを被せ柄杓を吊り下げた水飲み場が現れた。

    

          金比羅宮への参道を示す看板                          水呑み場

 水飲み場を過ぎ左に曲がると金毘羅宮の鳥居が現れ、その奥に石垣の上に鎮座した金毘羅宮の祠が祭られていた。本番の時無事皆が有馬富士まで行けますよう手を合わせ、以前訪れた三角点へと思いましたが、はて何処だったかなと改めて地図で確認して三角点まで行くと、以前訪れた地形の岩盤展望台を思い出し、岩盤上の展望台から城ヶ岡から有馬富士の展望を楽しむ。

    

            金比羅山の鳥居                                金比羅宮の社

 展望を楽しんでいる内、はて前回は城ヶ岡からここへどうやって来たのかな?とその時一緒だった人と話すうち「あの尾根からここの岩盤へ」いや「あの尾根から金毘羅宮を経てここへ来たよ」と4年前のことが思い出せない、しかし金毘羅宮から城ヶ岡への下りは先ほどの尾根を経て降りたことは三人とも覚えている。

    

            金比羅山の三等三角点                          金比羅山の一枚岩盤

 しかし何処から下ったのか思い出せないので地図で確認すると金毘羅宮の後ろから道が続いているので金毘羅宮まで戻り、金毘羅宮の後ろを確認するとテープを巻きつけた道を見つけ、テープに添って下ると4年前の登山道を思い出したが、相も変わらない獣道と紛らわしい道が続いている。

    

       金比羅山からテープを頼りに下る                        途中のピークから金比羅山を見る

    

           金比羅山から岩盤を下る                         有馬富士への分岐 

 二つのピークを経て有馬富士への分岐まで下り終え、城ヶ岡への登りに取り掛かると記憶にある急な登りが一直線に伸びている、登山道の横にある立ち木に掴まり攀じ登るが、以前訪れた時には安全ロープが残置されていたように思ったが記憶間違いなのかロープは無くしゃにむに立ち木に掴まり城ヶ岡の山頂に立つ。

    

     立ち木の中に入って急登を立ち木に掴まり登る                     立ち木を掴まえ下るも尻餅を着く

 山頂からの展望は三田市外方面の立ち木が切り払われ展望を楽しめるようになっていたが、強風のため立ち木に掴まっていなければ吹き飛ばされそうなのでながいは無用と早々に登ってきた道を下るが、立ち木を捕まえても滑り尻餅を着きながら分岐点へ。

    

         登山道か獣道かと思う道を下る                       林道出合から林道を下る

 山頂は強風のため昼食休憩を断念して分岐点で昼食を摂っていると雨が降り出してきたので早々に引き上げ野上登山口へと下る、登山道か獣道か判らない道を下っていく途中道を間違えたのか地図に記載されている登山口と違う登山口に出たため車を駐車している公民館が近くなり助かった。

国道筋にある加茂金比羅山登山口 車に戻る途中再度確認

民家の物置小屋横より、看板が在ったらしいが今は無い

 車まで戻ると止んでいた雨がまたも降り出したが、帰宅には早いので帰る途中にある「鹿の子の湯」で汗を流して帰路に着く。