360度の展望が広がる

天下台山

山頂手前のピークから山頂を望む

 岩屋公園駐車場9:45−北尾根登山口9:48−鉄塔10:05−トンビ岩10:12−烏帽子岩10:30−山頂前山ピーク10:50−天下台山山頂11:15・11:35−東屋11:51・12:35−岩屋公園12:50

 前日5月6日和気アルプスを縦走して赤穂に宿泊し、今日は帰阪前に08年に訪れた天下台山に今一度登って帰ろうと宿舎から天下台山の登山口である岩屋公園へ。

 公園駐車場に車を止めたあと5年前登った登山口を思い起こし墓場へと向かう、小さな木片に「北尾根登山口」と記されたお墓の横に設置されている指標を見て5年前訪れた山歩きの行程が思い起こされた。

    

          お墓を通っての登山口                        整備されたやや急な道を登る

 登山口に一歩入り込むと5年前の登山が思い起こされ懐かしさがこみ上げてくる、急な坂を登り終えた所に鉄塔があり小休憩とする、昨日の和気アルプスと同様尾根歩きとなるが歩行中での展望は木々に遮られて少なかったように思うが、この鉄塔から眺める展望は素晴らしい。

鉄塔から竜野市方面を見る

 鉄塔から少し登ったピークを過ぎ下りにかかると大岩が現れ「とんび岩」と記されている、「とんび岩」で天下台山の山頂は目の前の見えるピークを4〜5越えたところに在ると伝えると「今日もアップダウンの繰り返しなん」と怒りともアキラメとも取れる返事が返ってくる。

 鞍部まで下り登り返しているとき5年前には気づかなかった一つひとつのピークのある山自体に生えている木々やシダ類が違うことに気が付いた、緩急の登りを終えると烏帽子岩の案内が在ったので行って見たが烏帽子に似た大きな岩があるのみで場所も狭く全員が岩の側に行くことが出来ないので早々に引き上げ次のピークを目出す。

    

小羊歯の登山道を行く

 次のピークへの登りは小羊歯が登山道を覆うように生い茂りピークにたっても木々に遮られ展望が利かないので先を急ぐと目の前に天下台山の反射板が見えるところで小休憩を採っていると「山頂は直ぐそこやん」と言う声に「山頂はもう二つピークを越えた所にある」と言うとがっかりした声が返ってくる。

    

            山頂前のピークで小休憩                        天下台山コースで唯一の岩盤コース

 下りにかかり5年前を思い出すと多分ここだけが岩盤のあるところではなかったかと思える所を慎重に下り終え、また登りにかかり少し下って登り直すと林道と紛う広い登山道に合流したので、ここからは広い登山道を登ることに。

 目の前に反射板が見えて所で山頂に着いたよと言うと、アップダウンもあったが昨日より楽だったとの声が聞こえてくる、山頂は360度の展望が広がり二等三角点の標石が埋め込まれている。

    

山頂の二等三角点と山頂碑

    

         山頂の方位を確認する同行者                     下りの東屋から見たとんび岩

 山頂に着いた時間が早すぎたのと昼食休憩には早すぎるし、天気も昨日より気温が上がり山頂は木陰も無いと云うことで昼食休憩は下りの途中に展望のある東屋があるのでそこで昼食休憩にしては?と提案して東屋へと下る。
      

          下山途中の東屋 昼食後の休息                     岩屋公園のベンチで休憩

 登山道の名前は忘れたがこちらの登山道はよく整備されており、道幅も広く緩やかで気持ちの良い下りのなか東屋に到着、昼食を終えたあと岩屋公園の東屋で、下り終えたあと温泉に浸かってと考えていたが温泉に浸かる時間が無いと云う方がいたため全員が帰阪の途に着きました。

 来月関西を離れて大分県別府市に居を構える私にとっては素晴らしい思い出の一つになりました。ありがとうございました。  

    (08年の天下台山の記録