生寶寺駐車場10:35−登り第一ピーク10:56−第三ピーク11:12−第四ピーク11:24−第五ピーク11:30−第六ピーク11:42−第七ピークー11:49−第八ピーク11:55−第九ピーク12:22−茗荷谷山12:32・13:08−下り第一ピーク13:16−天神岳13:28−民家出合14:20−生寶寺駐車場15:00

 須磨田三山と呼ばれる三田市の山へ小雨が時折降り注ぐなか行ってきました。

 須磨田三山と呼ばれる円城寺山・茗荷谷山・天神岳は千丈寺湖北東に聳える千丈寺山の真西に茗荷谷山がトンガリ山のように聳え、今回はその茗荷谷山と天神岳に行ってきました。

 黒谷山・遠城寺山・茗荷谷山・天神岳はその昔山城があった場所で今回訪れた天神岳のみが長細い山頂を示し山城があったと言われればそうなのかと思えるが、茗荷谷山谷山の山頂は狭く山城があったとはとても思えない。

    

        駐車場の後はお墓 お墓の左端から山に突入                   第一のピーク辺りに出た所

 今まで水曜登山として三人から四人で兵庫県内及び奈良県・京都府の山々に行ってきましたが、その仲間の一人が四月初めに孫の面倒を見るため米国へ行ってしまい山行も遠ざかっていましたが、久しぶりに名の知らなかった茗荷谷山と天神岳に行かないかと誘われたが、彼曰く登山道があるかどうか判らないが、今回数年前に行ったことのあるMさんが行くのでと言うことで行くことに、しかし天気は朝から降ったり止んだりの雨だが・・・・

    

     第一のピークから山道へ                           第三のピーク辺りで地図を広げルートを確認する

 茗荷谷山は何処にあるのか判らないので地図を開いて調べると三田市の千丈寺湖の北西に記されていた、千丈寺湖は以前「おこじょ山の会」の例会で千丈寺山を訪れたことがあるので知りえていたが、その時真西に尖がった山があり登ってみたいと思っていた山が茗荷谷山だとは思いもしなかった。

    

            第七ピーク辺り                            道ありますか?と道を探しながら登っていく

 その茗荷山に行かないかと誘われていちもにもなく連れて行ってもらうことに、生寶寺駐車場に着くと、道案内人の一人が今から5・6年前に登ったが何処から登ったのか覚えてないので道を探してくると言って藪の中に飛び込んだが見つけられそうもないので、藪漕ぎに慣れている私とHさんで別のところから藪の中に飛び込むと直ぐにそれらしい道を見つけたので彼を呼び獣道ともつかない道を登り始める。

    

         生い茂るコシダの中を登る                         第九のピークにて

 登り始めて直ぐに第一のピーク尾根に出た、これから茗荷谷山まで尾根道を外れないように北へ進めばよいが、相も変わらず獣道としか言いようがない道が北へ伸びている、少し下って登り返すこと数回、私なりのカウントで八回目のピークで登山道?が左右に分かれ、地図を取り出し確認すると左が茗荷谷山になっている、右は天神岳で茗荷谷山に登った後ここまで引き返し天神岳へと向かう予定。

    

茗荷谷山の山頂 三等三角点と昼食休憩

 分岐を出て直ぐに急な登りが待ち受け、つま先上がりの登りに変わるが茗荷谷山から天神岳への道は須磨田三山(天神山・茗荷谷山・遠城寺山)縦走路になっているようで今までの登りと違ってそれなりの道がついている。

    

           天神岳への急な登り                          山頂らしい広場が出てほっと・・・

 茗荷谷山の山頂は狭く三等三角点の標石が埋め込まれている、山頂は木々に囲まれて展望は皆無だが昼食をとる場所もないので昼食休憩とする。

 昼食を終えて登ってきた道を木々に捕まりながら分岐まで戻り、緩やかな尾根道を天神岳へと向かっているとやや緩やかな登りになり登り終えたところが天神岳かと思いきやまだ先に急な登りが待ち受け、木々につかまりながら登り終えると天神岳と記された長細い山頂に出た。

    

    山頂を示す物も無い天神岳(山の会の物があるだけ)                急な獣道らしい道が下っている

 天神岳山頂も木々に囲まれ展望は皆無のため下りにかかる、縦走路は北へ伸びているが私たちは南の生寶寺に車を止めているため、南への獣道ともつかない尾根道を下り始める、緩急の尾根道は標高350m地点から急な下りに変わり、雨でぬれた下草で足を滑らさないように気を付けながら下っていると民家が見えてきたあたりからそれなりの道もなくなり検討を付けて民家の横に出る。

    

              倒木の中を下る                         下山途中で垣間見せた茗荷谷山

 民家へ通じる道を下っていくと、民家の方が現れ「大変だったでしょ」と労をねぎらってくれ、一週間前と一月前に10名程度のパーテーが天神岳から下りてきたと言っていた、道は無くても私たち同様の物好きな人達がいるのだと感心した。

    

         滑りやすい砂礫岩の登山道?                      登山口と記した農家の方と山について話する

農道から見た天神岳

 農道を生寶寺駐車場へ戻り、雨と汗とずぶ濡れになった体を温泉で洗い流すため「有馬富士花山の湯温泉」へと向かい汗を流し衣服も着替えさっぱりした気持ちで家路へと・・・