内牧バス停10:40−お墓10:50−車道出会10:55−お墓11:08−石割峠11:47−三郎岳山頂12:30・13:05−高城岳13:41−林道出合14:04−仏隆寺14:25・14:55−高井バス停15:15 「おこじょ山の会」創立に携わって30数年間会員皆様と一緒に高山・低山・野山と駆け回ってきましたが、2013年6月末日を以って九州の我が家に引き上げることに致しました。 例会863回の三郎岳を最後に会員皆様とご一緒に例会を楽しめたことは九州別府に居を構えても一つの思い出として死を迎えるまで末永く心に残るでしょう。 特に三郎岳は04年4月11日の出来事を今でも克明に記憶に残り、その時の当事者からは今でも叱責を受け、団体行動のリーダーともなると全体に気配りが要請されることを痛感した三郎岳ハイクを思い出します。 04年の時は高井バス停から仏隆寺を経て室生寺へと抜けたが、今回は高井バス停を通り過ぎて内牧バス停で下車して石割峠(室生寺への分岐点)を経て三郎岳へと裏から登ることに、バス停からはお墓までの林道をゆっくり登り、お墓から登山道に変わり尾根に出たところで緩やかになったと思ったらまたも林道に出た。
バスを降りてからリーダーの説明を聞く 林道とも登山道ともつかない道を緩やかに登っていく
お墓広場にて休憩 林道を行く 林道ともハイキング道ともつかない広い道を談笑しながら進むとまたもお墓が現れ水分補給のため小休憩を、車の轍が残る林道は植栽林のため直射日光を浴びないが、昨日の雨によってか蒸し暑さが続く。
左 石割峠と 右 三郎岳への指標 林道の左手に三郎岳と石割峠への指標が現れたところで、取り敢えず石割峠まで行って見ようと3分ほど歩を進めると林道の右手に広場が現れ、そこに石割峠のいわれを記した標識が建てられていた。
倒木が至るところにある谷筋を登る 林道から三郎岳への最後の登り口 分岐まで戻り谷筋を登り始めると植栽の倒木が行く手を遮り、木々の下を潜り、また木々を跨いで登って行くと、登山道は谷筋から斜面に変わったと思うと急な九十九折れの登りが待ち受け、足場の悪いところにはロープや鎖が残置されている。
山頂直下の岩仏
岩仏 最後の登りにかかる 登りが段々急になった所で右手に家が現れ、尚も急坂を登って行くと「石仏」と記された指標が現れたので石仏の見学に、誰が彫ったのか数体の仏が大岩に刻まれており、見学を終えて5分も急坂を登り終えると360度の展望が開けた三郎岳の山頂に着いた。
山頂は直ぐ上だよ 頑張れ 山頂の二等三角点
三郎岳山頂 山頂から急な坂を下る 山頂からの眺めは素晴らしく二等三角点の標石が埋め込まれている、日陰を求めて昼食休憩を摂っているとリーダーより高井バス停のバス時間を考慮するとあまりゆっくり出来ないのでとの話で次の目的地である高城岳へ。
熊笹が生い茂る登山道を行く 高城岳の山頂東屋 高城岳へ一歩踏み出すと転げ落ちそうな急斜面が待ち受け、木々やロープを捕まえて鞍部まで下り終えて後ろを振り向くと木々の合間から空に突き出すような三郎岳の山が見える。 9年前は何とも思わなかった山だが今まで登った尖山と同じような形相をしているが木々が邪魔して最後まで写真に収めることができなかった。 鞍部からはアリの背渡と言うに相応しい尾根筋をルンルン気分でさわやかな風を受けながらアップダウンを繰り返していると細尾根から広いハイキング道に変わり、やや急な登りを終えると高城岳休憩所が現れる、山頂の休憩所から少し下った祠の前で小休憩とする。
高城岳山頂の祠 山頂展望台から大台・稲村岳方面を見ている
高城岳山頂祠前から東屋を見る 地道の林道出合い 山頂から歴史街道の道を緩やかに下っていくとアスファルトの林道が現れ、時折通過していく車に注意しながら下っていくと仏隆寺山門前の休憩所に、バス時刻までに少しゆとりができたのでお参りされる方はどうどと言われたが、お堂まで続く石段を見ただけで億劫になり、数百年と言われる山桜まで登り暫しの休憩を採る。
アスファルト道から三郎岳・高城岳への登山口 高城岳登山口からアスファルトの道を下る
わらぶき屋根のある長閑な民家を下る 仏隆寺山門の休憩所
仏隆寺山門横の水車小屋 高井バス停 左に行くと仏隆寺 高井バス停までの所要時間を計算しながら休憩所を出発、長閑な山村風景を眺めながら車道を下り高井バス停に、冷房の効いたバスに揺られながら景色を見ているといつの間にかうとうとと、榛原駅からの列車も込み合う列車を避けゆったりと夢うつつの中難波駅へ。 三郎岳山頂にて 難波駅前の行き付けの居酒屋が満員のため、初めてのホルモン屋で私最後の「おこじょ」例会の締めくくりと致しました。これからは毎回の例会には参加できませんが、遠征ハイクや登山の計画が企画された時は参加したいと思いますので声を掛けて戴けますようお願い致します。有り難う御座いました。
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