尼崎を後に九州別府へ転居



 
 高校卒業して45年間某企業で働きその間尼崎市で生活してまいりましたが、阪神大震災を機に大分県別府市に終の棲家として居を構え、年に何度か様子を見に帰るだけでしたが、今回意を決して尼崎を引き上げることに致しました。
 45年間関西での暮らしには多くの友人を得ることができ、その友人たちと別れることに後ろ髪を引かれる思いにとらわれましたが、特に尼崎市富松居住地で得た友人には熱い思いと恩義を引きずりながらのお別れとなり一抹の寂しさを抱えたお別れとなりました。
 関西での生活でご厚情や叱咤激励を戴いた皆様が私の周りに居たと言うことで今日の私がいることに感謝いたしております。有り難う御座いました。
 関西から別府に転居するにあたって実姉がこれから私を頼って関西方面の旅行が儘にならなくなるとのことで、別府に帰る前に北陸、能登半島から日本海周りで別府に帰らないかと相談を受け実姉と一緒に最初の宿以外は宿泊日数と宿を決めずに6月29日長年住み慣れた富松の我が家を出発。
 

 
 
 海面から見た東尋坊の全景


 
 上から見た東尋坊の全景


  北陸に向かうに当たって一人娘である嫁ぎ先へ挨拶に立ち寄り、娘家族に別れの挨拶をしたあと実姉が是非行って見たいという東尋坊へ高速を使ってまずは越前海岸へと向かう。



     
記念撮影と東尋坊一番の景色

 
    
             東尋坊の岩場                                海面が赤く染まる夕日

  越前海岸の素晴らしい海岸線を急ぐ旅でもなくあちらへこちらへと立ち寄りながら東尋坊に到着、東尋坊の岸壁を見て姉さん曰く「写真やテレビで見る東尋坊のイメージとは全然違う」と嘆くこ、散策路を通って波打ち際まで下りてみたが、やはり自分が描いていたイメージとは違うとのことで目的もなく海岸線の道路を走り、予約していた国民休暇村三国へ。

 
 裏庭から見た宿の全景


  宿の部屋から日本海を眺めていると茜色の入日が素晴らしく慌ててカメラを持って海岸に出る、夕食後三国町でバンドを組んでいるという三人組がロビーで歌の披露や宿泊者と一緒に歌える歌のバンドで楽しみ一日目を終えた。


    

 素晴らしい夕日

 
    

   越前に日が落ちるとトンビに似た鳥が宿の庭に十数羽遊ぶ            ボランテアのバンドショウ